FIMからバーセル指数への換算の試み(論文要約)

出典: 田中誠也ほか. 医療・介護領域におけるリハビリテーションの連携円滑化を目的とした機能的自立度評価法からバーセル指数への換算の試み. 日本医療マネジメント学会雑誌 26(3), 171-176, 2025.
本ページは読者の理解のための要約です。正確な内容は原著を参照してください。

1. 背景と目的

リハビリの現場では、日常生活動作(ADL)の評価に機能的自立度評価法(FIM)とバーセル指数(BI)の2つが使われています。医療と介護で指標が異なると、施設間の連携が妨げられます。新しい指標への統一は現場の負担が大きいため、FIMの点数からBIの点数を算出する換算表を作り、その有用性を調べました。

2. 方法

3. 換算表の考え方

4. 結果

実測BIの合計は平均81.9点、換算BIの合計は平均81.8点でした。両者の相関は非常に強く(ρ=0.986、p<0.001)、項目ごとの評価の食い違いはすべて1段階以内でした。

項目ごとの一致率(κ係数)。原著の表3より抜粋
項目一致率κ
食事99%0.978
移乗97%0.896
整容100%1.000
トイレ動作98%0.945
入浴100%1.000
移動92%0.854
階段昇降88%0.816
更衣93%0.853
排便コントロール99%0.973
排尿コントロール98%0.945

5. 考察のポイント

6. 結語

換算表で算出したBIは実測BIと高い一致を示しました。ただし完全一致ではないため、精度の限界を踏まえた運用が必要です。

7. 原本照合・ファクトチェック用の情報

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要約の各節と原著の対応

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